細切れに読んだので総合評価がしづらい...

ZOO 乙一
何でもありの短編集。お笑い系、凄惨もの、せつないもの。よくもそんな筋を考えられるものだ、と感心しました。文章も平易で、かつ引き付けられ、簡単に読み進められます。
ただ、「GOTH」が好きな読者には物足りなく感じると思います。「GOTH」ほどのあっさりとした凄惨さと逆転劇はないので。
お勧めは、
・「SEVEN ROOMS」の真綿に圧迫される(変な表現だが、首を絞められるも適当でない)ような恐怖感
・「陽だまりの詩」の淡々とした時間の流れ
そしてこの2つ共にあるせつなさ。それを感じてください。
乙一という人がどんな感じの話を作るのかを知るには程よい短編集であるかと。と偉そうに言えるほど読んでいませんよ?