がんばっちゃった!

Last Update: 2004/1/1

Web サイトを開設してからというもの、日々の更新に Local で編集して ftp でアップロードして、ブラウザで確認して、あ゛っ誤字がちくせぅ修正だあ゛っまた誤字だちくせぅまた修正だ( while(&GOJI){ &modwork } )... という作業に辟易していました。
また、最近は掲示板を日記がわりに使っており、なんか間違っておるよなぁ... などとも考えていたわけで...
よし、ここはいっちょ巷で噂の Blog とやらをやってみようということで。えぇ。やってみました。




  1. PostgreSQL を入れる。

    Ports で入れるので楽々です。早速バイナリのインストールをしましょう。
    > su
    # cd /usr/ports/databases/postgresql7
    # make install clean
    
    Database 領域の初期化をします。 --encoding と --no-locale の指定は絶対に忘れないようにしてください。後で泣きます。私は近々泣くと思います。
    ※ --no-locale 指定を忘れると日本語文字列での抽出で不具合があるそうです。
    pgsql ユーザーで initdb します。
    そして PostgreSQL を起動します。
    # su -l pgsql
    $ initdb --encoding EUC_JP --no-locale
        → --encoding はお好みで。 PC-UNIX なら EUC を勧めます。
    $ exit
    # /usr/local/etc/rc.d/010.pgsql.sh start
    
    Movable Type 用のデータベースを作成します。テーブル定義は Movable Type 側で勝手にやってくれるので必要ありません。
    これも pgsql ユーザーで行います。
    # su -l pgsql
    $ createdb mtdb
    
    作成したデータベースに接続し、 Movable Type 専用のデータベースユーザーを作成します。
    $ psql mtdb
    mtdb=# create user mtdb password 'hogehoge';
        → mtdb ユーザー作成と同時に password も設定。これは後で使用するので忘れないように。
    mtdb=# grant all privileges on database mtdb to mtdb;
        → mtdb ユーザーに mtdb データベースに対する全権限を設定。
    mtdb=# \q
    $ exit
        → そして pgsql ユーザーからさようなら。
    


  2. Perl モジュールのインストール。

    以下の Port をインストールしてください。

      devel/p5-File-Spec
      devel/p5-File-Temp
      databases/p5-DBD-Pg
      graphics/ImageMagick
      graphics/p5-Image-Size
      japanese/p5-Jcode
      net/p5-SOAP-Lite
      www/p5-CGI.pm
      www/p5-HTML-Template
      www/p5-libwww

    もちろん、ゴミ掃除もかねて
    # make install clean
    
    でいきましょう。


  3. Movable Type に日本語化パッチを適用する。

    まずはご本家からアーカイブをダウンロードします。(こちら → Movable Type 本家)
    distribution type は "Full Version, with Libraries"、圧縮形式は "Gzipped TAR" にしておいてください。
    ファイル名は "MT-<version number>-full-lib.tar.gz" となります。

    日本語化パッチはみらのさんのサイトからダウンロードしてください。(こちら → Milano::Monolog)
    ※最新バージョンにこまめに追従していらっしゃるので安心です。 「文字化け対策 → 日本語化パッチ」から「〜〜(OS X/Unix版)」をダウンロードします。
    ファイル名は "mt-ja.<version number>.tgz" となります。
    ここではダウンロードしたファイルを /tmp に置いたものとして作業しています。
    # cd /tmp
    # tar zxf MT-<version number>-full-lib.tar.gz
    # cd MT-<version number>-full-lib
    # tar zxf ../mt-ja.<version number>.tgz -C .
    # mv lang-ja/ images/
        → 日本語化パッチ内の日本語画像ディレクトリを images に移動。
    # patch -p1 < MT.euc.patch
    # rm -rf *.orig README* MT.*.patch /tmp/MT-2.65-full-lib* /tmp/mt-ja.2.65.tgz
        → オリジナルとりどみぃとパッチファイルとかもう要らないと思われるものを削除。
    
    これで日本語化は完了です。


  4. Movable Type を動かす、前準備。

    Movable Type の環境設定に入ります。
    ここの作業は中途半端に行うと動作不良時の追跡が大変になるので、注意して行ってください。
    まずは Movable Type の諸々のファイルを移動し、権限を適切に設定します。
    # mkdir /usr/local/www/cgi-bin/mt/ /usr/local/www/data/mt/
    # mv extlib lib *.cgi mt.cfg search_templates tmpl plugins schemas /usr/local/www/cgi-bin/mt/
    # mv LICENSE LICENSE-COMMERCIAL docs images index.html styles.css /usr/local/www/data/mt/
        → "cgi-bin/mt/" に CGI ファイル、 "data/mt/" に静的ファイルを設置。
    # chown -R www:www /usr/local/www/cgi-bin/mt /usr/local/www/data/mt
        → Movable Type のディレクトリに Web サーバ daemon の実行ユーザーを設定。
    
    Movable Type の設定ファイルを編集します。
    # cd /usr/local/www/cgi-bin/mt
    # vim mt-db-pass.cgi
        → データベースに接続するパスワード。 項 "1." 内、 "create user 〜〜" で設定したもの。
    # cp mt.cfg mt.cfg.orig
        → 念のためバックアップを。
    # vim mt.cfg     → さぁ編集だ。
      CGIPath http://<Your WWW host(FQDN)>/cgi-bin/mt/
        → "mt.cgi" を置いた URLのディレクトリまでを指定。
      #DataSource ./db
        → この行はコメントにする。(行頭に "#" を入れる)
      ObjectDriver DBI::postgres
      Database mtdb
      DBUser mtdb
        → DBM への接続設定。意味するところは分かりますね?
      NoHTMLEntities 1
      StaticWebPath /mt/
        → おまじない。意味分かってません(笑)
      PublishCharset EUC-JP
        → PostgreSQL 設定時の initdb で指定したものと併せる。
    


  5. ブラウザによる初期化処理。

    ブラウザで、 "http://<Your WWW host(FQDN)>/cgi-bin/mt/mt-check.cgi" に接続します。

    mt-check.cgi をブラウザで表示 「CHECKING FOR REQUIRED MODULES:」と「CHECKING FOR OPTIONAL MODULES:」の項は全て "installed" となっていることを確認してください。
    「CHECKING FOR DATA STORAGE MODULES:」は "DBD::Pg..." が "installed" となっていれば問題ありません。


    "mt-check.cgi" で問題がなければ、またブラウザで、 "http://<Your WWW host(FQDN)>/cgi-bin/mt/mt-load.cgi" に接続します。
    つらつらと表示された中程に、「Done loading initial data! All went well.」と表示されれば、 Movable Type のデータ初期化処理は完了です。

    "mt-check.cgi" と "mt-load.cgi" はもう使用しませんので削除しましょう。
    # cd /usr/local/www/cgi-bin/
    # rm mt-check.cgi mt-load.cgi
    


  6. ブラウザによる環境設定。

    いよいよ Blog 自信の設定に入ります。
    ブラウザで、 "http://<Your WWW host(FQDN)>/cgi-bin/mt/mt.cgi" に接続します。

    ログイン画面 "Username" と "Password" は初期値の "Melody", "Nelson" を入力して、「LOG IN」ボタンを押してください。


    Blog 上の設定に関しては親切な解説サイトが多数存在するのでここでは詳細は割愛します。
    最後は、

    基本設定 この画像の通り、自サイトのトップに Blog を設置する前提で、
    # cd /usr/local/www/data/
    # mkdir archives
    # chown www:www archives
    # exit
    
    archives ディレクトリを作成し、権限を設定します。
    ※ URL の FQDN は適宜置き換えてください。

    念のため、「サイトのRebuild」を実行してください。



  7. 動作確認、そして...

    さて。
    ブラウザから、 "http://<Your WWW host(FQDN)>/" にアクセスしてみましょう。
    無事に Blog のトップページが表示されたでしょうか?

    エントリーの作成は "http://<Your WWW host(FQDN)>/cgi-bin/mt/mt.cgi" でログイン後、「Entryの新規作成」で行います。
    また、トップページにリンクやアンテナを追加したい、デザインを変更したいといった場合は「Templateの編集」から行えます。かなり柔軟にデザインを変更することができます。直接編集するのは多少 HTML や CSS の知識が必要ですが、 Movable Type 用のスタイルシートを公開しているサイトもあり、手軽に弄れるのが Movable Type の魅力でもあります。

    Web パブリッシングツールとして成長してきた Blog ツール。
    あなたはどんなサイトを作るのでしょうか?



うむ、今までになく真面目に書いてしまったぞ。今年一年分の労力を使いきってしまった気がする。

Blog を始めてからというもの、弄るのが面白くてついつい遊んでしまう。
やらなきゃいけないことが山ほどあるというのに...

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